依頼者は妻であったが、夫の浮気をきっかけに離婚をしたいと考え、2歳の子供を連れて別居をした。しかし、別居前に夫から、親権者は譲らないと言われていた。夫に親権を譲る態度が見られなかったため、離婚調停の申立をしたが、調停でも親権が争点となった。しかし、調停の中で、依頼者が親権者に相応しいと主張を続けたうえ、弁護士立ち会いで面会交流を実施するなどした結果、夫が親権をあきらめ、離婚に至ったまた、養育費はも...
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公務員である夫は、10年後に迎えるであろう定年時に退職金を受け取ることが予想されていたところ、現時点で退職すると公務員の在職期間20年に相当する退職金として900万円程度の退職金が支払われることが明らかになっていました。 そこで、離婚する際に、この900万円のうち婚姻期間17年分に相当する部分について800万円に関して財産分与の対象であると主張した結果、400万円の財産分与が認められました。 ...
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タクシー運転手をしていたAさんは、平成10年頃、消費者金融から借入し始めました。それ以降、収入が少ないときには消費者金融から借入して、返済期限が迫った他の消費者金融に返済するという生活を続けてきました。しかし、約定どおりの返済ができなくなり、消費者金融から催促の電話が頻繁にかかってくるようになりました。 当事務所に相談に来られた際の借金の総額は約350万円、消費者金融数(債権者数)は6社、毎...
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自宅で設計事務所を経営していたBさんの月収は、仕事の受注状況により0円から300万円程度とバラツキがあったため、収入が少ない月に消費者金融から借入をして住宅ローンの返済に回していました。そうしているうちに、借金が膨れあがり毎月の支払いが困難な状況に陥りました。 当事務所に相談に来られた際のBさんの借金総額は、住宅ローン2000万円を含む約2400万円、債権者数は9社、毎月の約定支払額は30万...
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夫と離婚し一人でお子さんを育てていたCさんは、介護の仕事やコンビニエンスストアでのアルバイトなど、いくつか仕事を掛け持ちして生計を立ててきたものの、生活費が不足がちになり、カード会社のカードを利用して借入し始めました。その後、腰の痛みがひどくなって常時働くことができなくなり、生活費を補うため消費者金融からも借入するようになりました。 Cさんは両親から援助を受けてなんとか生活していましたが、約...
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Dさんは一刻も早く夫と離婚すること、2人の娘の親権を得ることを望んでいましたが、争いを長期化させてまで慰謝料請求などをすることは望んでいませんでした。また、夫はまったく離婚の話し合いに応じないと聞いていました。 そこで、当事務所は、夫に対し、協議離婚に応じるのであれば慰謝料などの請求はしないが、応じないのであれば訴訟を提起し、慰謝料請求もせざるを得ない旨の通知を送付しました。 すると夫から連絡...
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離婚をすることに争いはありませんでしたが、双方とも、まだ就学前の長男の親権を主張していました。 まずは夫に受任通知を送り、婚姻費用を支払うよう通知しました。夫にも弁護士が代理人に就き、調停内で協議を重ねました。協議は難航しましたが、家庭裁判所の調査官の調査や、試験的な面会交流を重ねることで夫を説得し、親権者を母Eさんとすることで調停が成立しました。また、金銭的にも、養育費のほかに、当面の子どもの...
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Fさんは、元妻に対する慰謝料は求めておらず、元妻の不倫相手に対してのみ慰謝料を求めていました。不倫相手はFさんの顔見知りで、元妻がEさんと結婚していることを知っているにもかかわらず、元妻を誘惑したとの理由からでした。 当事務所では、元妻の不倫相手に対して、まず内容証明郵便を送り、慰謝料として300万円の支払いを求めましたが、不倫相手は既にEさんと元妻との婚姻関係は破綻していたなどと主張し、慰謝料...
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会社員のHさんは、通勤途中、突然飛び出してきた加害車両と衝突し、右肩挫傷等の傷害を負いました。なお、加害者は自賠責保険に加入していましたが、任意保険には加入していませんでした。事故後、Hさんは、右肩に痺れを感じるなど右肩機能不全の症状が現れたことから、自賠責保険に基づいて保険会社に対し後遺障害の保険金を請求しました。しかし、保険会社は上記症状と事故との因果関係が認められないとして保険金の支払を拒絶...
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専業主婦のGさんは、信号なしの交差点で一時停止の標識があったため停車していたところ、後方から追突され、頸部挫傷などの傷害を負いました。Gさんは約半年間通院しましたが、痛みがとれないまま通院先の医師から「症状固定」と言われ、保険会社からも今後の治療費は支払できないとされました。保険会社を通じて、後遺症の認定申請をしたところ、後遺障害は発生していないとされ、保険会社から既払金を除く約30万円の提示を受...
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