依頼人は、仮眠時間中も起床して業務に従事していたため、労働から解放されておらず、仮眠時間も労働時間に該当すると主張したが、会社側は、仮眠時間中は十分な休憩が取れており、労働時間には該当しないと争った。 【ポイント】 客観的な証拠は十分ではなかったが、依頼人の同僚への尋問において、仮眠時間中においても突発的な業務を行っていることや、その可能性があるという供述を引き出し、仮眠時間は全て労働時間...
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Oさんは、S会社に雇用され、主に営業を担当してきましたが、突然、内勤の仕事をするよう配置転換を命ぜられました。その際、会社は、依頼者が配置転換命令を断れば、退職勧告も辞さないと示唆していました。失職の不安を感じたOさんは、会社の指示した日から内勤を開始することになりましたが、給与は今までの月額50万円から大幅に減らされ、20万円程度しか支給されなくなり、会社を退職せざるを得なくなりました。 Oさ...
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